15Jul2023

西日本豪雨から５年

2018年7月の集中豪雨
西日本豪雨を覚えていますか。
　
あれから5年
　
その光景は今も鮮烈に
わたしの記憶に残っています。
　
バースカフェガイドをしてた頃、
それは起きたのです。
　
＞birthcafe
　
瀬川映太（バースカフェ代表）は、
NPO法人ユナイテッドアース
復興応援プロジェクトの
プロジェクトメンバーであり、
現地支援リーダーです。
　
今日はあの時の様子を
書いていこうと思います。
　
　

NPO法人ユナイテッドアース宇和島支援事務局

5年前の西日本豪雨
愛媛県は川の氾濫や土砂災害などでの
建物の被害が6600棟余りにのぼり
33名の人が亡くなりました。
　
わたしはそのボランテイアの初見
視察に同行させてもらったのです。
　

清流の里ひじかわ

　
　
大洲市にある道の駅
清流の里ひじかわに到着
　

肱川

　
肱川が氾濫
　
フェンスや木は倒され、
水位は下がったものの
水はまだ濁ったままでした。
　

肱川町役場

肱川町役場に行くと
流された車が斜めになったままで
唖然としました。
　

自衛隊

　
　
自衛隊も入っていました。

　
一階は天井まで全水没
データ復旧など急がないと
と、緊迫した雰囲氣です。
　
状況を確認しつつ、
様子をライブ中継
　

そして移動、移動、移動

あちこちの山が
崩れているのが見えます。
　
車で着いていくだけで
精一杯だったなぁ（シミジミ）
　

匂いがもうまるで違うし、
大変な様子が伝わってきます。
　
　
東日本大震災の津波で
自然が破壊された映像を観て
わたしは体調を崩した経験があり
視察に行くのが正直怖かったのです。
　
　
だけど大丈夫でした。
　
それは一番辛い被災した人たちが
復興のために頑張っている姿を
目の当たりにしたからだと思うのです。
　
「僕たちはいいから、
　女の人やこどもたちを
　お風呂に入れてあげて欲しい！」
　
汗だくで疲れているはずなのに、
自分ではなく相手を思いやる心
　
これが強烈にカッコよかった！
　
現地の人たちの優しさに触れ
わたしの方が救われたのです。
　
　
プロボラ代表たちが集まり、
現状を確認、それをまとめつつ
現地の人の声からニーズを集める。
　
情報を共有し合い、
必要な支援を必要な場所へ届ける。
　
届いた支援物資をどこに配るのか？
それだけでも大変な作業なのです。
　
状況はすぐに変わっていくので
常に連絡を取りながら連携して動く。

　
わたしはこの一連の流れをみる
貴重な経験をしました。
　
バースカフェしてる時と　
雰囲氣が全然違っていて、
もうひとつの顔を知りました。
　
被災地での難問を
秒速で解決していく行動が
神業だったことを思い出します。
　
あちこちでゴミを捨てるために
ものすごく長～い渋滞がおきています。
　
こういう被災地で起きる
具体的な問題を熟知していて、
現地の人に解決法を伝え
ササッと解決していました。
　　
この日はこの場所を最後に
視察終了
　

いい光だ ♪
　

帰り道も瓦礫だらけで
心が落ち込みそうになるけど
　
空を眺めたら
元氣になれるのです。
　

その10日後、
NPO法人ユナイテッドアースは、
愛媛県宇和島市吉田町に拠点を構え
支援活動をスタート
　
初日だったので、
殆どがユナイテッドアースの
事務局メンバーさんでした。
　
　
今まで数々の災害
支援活動をしてきたけど、
こんなに大きな土砂崩れの
被害は初めてとのこと
　
沢山の人手
ボランティアが必要だと
話していました。
　
　
ここは宇和島市応急給水所
　
まだ断水してるから、
自衛隊風呂もきていました。
　
　
溝に土が溜まっているのを
水が流れるように
溜まった土を除去　
　
年配の方たちが作業していて
とても頼もしい。
　

慣れないわたしも
ボランティアに初参加！　
泥出しのお手伝いです。

すると行く先々で「ありがとう」と
声をかけてくれました。
　
「次は宇和島の鯛めし食べにおいで。
　ほんま美味しいから」
　
大したことできてないのに
沢山の感謝を貰って
感動したのを覚えています。
　

こちらでは、
炊き出しのお手伝いをしました。
　

和気あいあいとしていて
お喋りしながらの作業は、
とても愉しかったです。
　

　
被害のあった場所のその先に
美しいそのままの自然があって
そのコントラストが刺さりました。
　
自然と人との共存を
切に願います。
　
　
この経験から沢山のことを
わたしは学びました。
　
2271カ所もの土砂崩れが起きた
宇和島市吉田町
　
身近で大きな自然災害が
起きたことがなかったから、
この光景は驚愕で…
　
災害後、農業を諦めようとしていた
みかん農家さんたちに
手を差し伸べてくれた
ユナイテッドアースに感謝
　
とても有り難かったです。
　
　
なかなか復興が進まず
暗くなりかけている人たちが
希望の光を見出していくのを
共に感じることができるのが、
ボランテイア活動の
醍醐味なのかもしれません。
　
　
ボランティアに行ったのに
心から有り難いと
感じることばかり
　
日本人には助け合う力が
備わっている。
　
とても温かい心を感じたのでした。
　
　
　
５年前の西日本豪雨で
吉田町のみかん農家さんたちが
大きな被害にあいました。
　
○ンジュースが
愛媛産100％じゃなくなったのは、
西日本豪雨の影響なのでは？
　
と思うと心痛みます。
　
みかん農家さんをはじめ
被災した全ての人、
そして自然の復興をお祈り致します。
　
　
最後に、
瀬川映太の開催する
＞＞【愛媛】バースカフェ@今治
　↑ここをCLICK
　
が、1/27(土)にあります。
　
伝導詩人えいた（瀬川映太）の
目を見てインスピレーションで
色と詩を書く、書き下ろしタイム
　
泣いちゃう人もいるくらい、
今ここのメッセージが魅力です♪
　
初めての方もお久しぶりの方も
参加してみませんか？
　
（書き下ろしのみの参加もOK）
　
　
全国各地で開催されているので
お繋ぎしますね。
　
　
　
バースカフェ懐かしいなぁ
と思った今日この頃
　
　
懐かし～い思い出話でした。
　
　
　
では、今日はここまで
　
　
　
　